ニューヨークで妊娠発覚してから流産してしまうまで

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妊娠発覚!!妊娠発覚前のビールやコーヒーで胎児に影響が出ることってあるの?

妊娠がわかった先週。とっても嬉しくてベビも含めてかなり家族でフィーバーしていました。特に妹や弟に憧れていたお世話好きベビは大興奮 😆

でも、ニューヨークでコロナのこの時期。初期や中期にかかるとどんな悪影響が胎児になるかまだわかっていない報道もあるし、またそんな状況だったから妊娠する気もなく、妊娠発覚前にビールやコーヒーを少し飲んでしまった罪悪感から私自身は不安の方が大きかったです。

そして、産婦人科の先生に、そのことを打ち明けると、万一ビールやコーヒーの影響があるとしたら受精卵が育たず、流産することになるので、その影響によって胎児に障害が生じるかどうかとは無関係だとのこと。また、初産ではないし自然妊娠だから、コロナもあるので来月まで検診はしないことにしましょうと。

突然の出血

先生とそんな話をしていた矢先・・週末から急な出血が。でも茶色の少量の出血。

一人目の時も切迫流産でこんな血を見ていた私は至って冷静。とりあえず安静にしつつ様子を見ていました。

でもね、前と違ったのが、次第に血が鮮血に変わり、生理痛のような痛みが出てきたこと。

日本と病院のシステムが違うし(アージェントケアじゃない限り、完全予約制で直ぐに受診なんてできない)、状況も状況なので、すぐに産婦人科には行けず、ブログやネットをみてみることにしました。

 

妊娠初期の流産の症状について

  • 血が出ることはよくあるし、だからと言って流産してるとは判断できないとのこと→絨毛膜下血腫といって胎盤を作るときに何らかの理由でうまく作れず、出血することで、安静にしていれば殆どは妊娠中期までになくなるとのこと
  • 出血は胎児にとって良いことではないが、とにかく初期は安静以外方法はなく、産婦人科に行っても処置できるのは気休め程度しかないこと
  • 初期流産は胎児の受精卵の問題で母体が原因ではないこと
  • 初期流産は年齢が若くても10-15%で誰にでも起きる可能性があるということ
  • 妊娠陽性反応が出ても胎嚢が確認できていない場合、子宮外妊娠の可能性があり、万一子宮外妊娠の場合命に危険があるということ
  • 初期流産の場合、6週目以降だと痛みがすごく(陣痛並)、大量出血し、倒れてしまう場合も多いということ
  • 痛みがあり血の塊が出てきたらそれは流産である可能性が高いこと
  • 出血や血の塊が出なくても流産の可能性はあり(稽留流産)、手術して出す場合があるということ
  • つわりや生理のような症状が続いているからといって流産していないとも限らないということ(ホルモンバランスの異常はあるので、流産していても妊娠初期のような症状が続くことは十分ありうるということ)
  • 流産の意味はその人にとって何かしらあり、昔はお母さんの穢れを流すために産まれるということからこの言葉ができたという話があるということ

 

調べてみると結局自分の場合がどうなのかわからないし、自分にできることは、安静にしながら流産でないことを祈り信じることしかないとわかりました。

と同時に、子宮外妊娠、流産の場合、急な大量出血で倒れてしまうことがあるとわかったので、とにかくコロナ患者以外を受け入れているインメディカルのアージェントケアの病院を保険会社に確認しておきました。

その上で、流石にダラダラ出血も痛みも生理並みに続くし、また流産症状でもある黒い血の塊が出てしまったので、主治医の先生に連絡し、週明け検診することにしました。

初めてのオンライン診断

主治医の先生と電話で話した上で検診すると言われたので、日本の感覚でてっきり当日先生が検診しその場で流産なのかどうなのか教えてくれると思っていたのですが、コロナのせいなのか超音波と採血のみ行い(看護師さん?)、結果はアプリと電話でお知らせしますとのこと。何度も先生との問診はないんですかと確認しましたがないって言われ・・拍子抜け(笑)

そして確かにしばらくすると、主治医から電話があり、画像を見た結果胎児はすでに子宮におらず、流産しているとのことでした。なので、普段の生理のような症状でも黒い血の塊が出ると流産の可能性があることがわかりました。

流産して感じたこと

まずはある程度覚悟していたものの、つわりのような症状があったので、流産の実感がなかったです。その上で、主人とやけ酒を飲み(笑)初めて流産したって実感しました。あ、私お酒飲めてるんだってね。

そして、自分なりに流産した意味もなんとなくわかった気がしました。

  • 正直一人目が大変過ぎた(夫くんが協力しなさ過ぎた)ので、本当に欲しいかどうかわからず、それで最初モヤモヤしていたんだけど(心の奥底で喜べていない自分)、この流産を期に本当は自分が二人目を欲しかったんだということに気づきました。
  • このモヤモヤのせいで夫婦仲が悪くなっていたんだけど・・・家族の大切さにも気づきました。
  • 流産って他人事に思っていたけれど(良く聞くけどなんとなく自分は違うって思っていた。)、誰にでも起こりうることだったんだということ
  • 出産できるって本当に奇跡で、娘がよりいっそう愛おしく感じるようになったこと(流産がわかって娘もショックを受けているはずなのに、ママのことばかり気遣う優しい娘に感謝です。娘がいなかったらこんな早く立ち直れていないと思います。)
  • 次の子が来た時には心の底から家族皆で喜べるって思ったこと
  • 年齢もあるし、後回しにするのではなく今この瞬間にできることは今すべきなんだということ

色々考えましたが、妊娠発覚から一週間程度お腹にいてくれただけでもこれだけのことを教えてくれる命ってすごいですよね。。

投稿するか悩みましたが、自分も他の方のブログに助けられたので、少しでも同じ様な悩みを持っている人のためになればと思い、更新します。

万一不快な想いをされても・・(子供欲しいかわからなかったとかね。)あくまで私の一意見、一体験として聴き流していただければ幸いです。


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