新型出生前診断(NIPT) について in NY
この記事を書くかすごい悩んでいたのですが、私はNIPT検査にあたり、他の人のブログやサイトを読み漁ってしまっていたので、陽性になった方、また今後出生前診断を受けるか悩んでる方に向けて書いておきたいと思います。
前提として、障害者差別とかは全く思ったことがありませんし、寧ろそういう施設にボランティア とかしていた位なので今回の結果は、自分が現実を受け止めるために書いています。
そして、結果が出てから一年以上経った今でもNIPTを受けてよかったと思っていますし、結果を受け入れてから出産、または悩んだ末に中絶、いずれにせよ自分の覚悟を決めてから出産という人生の一大事に向かうというのは大切だと思っています。・・障害があるというのは綺麗事だけではすまないので。
だから、もし将来娘が妊娠した時も、必ずNIPTを受けなさい。もし陽性ならどうするか夫婦でよく話し合って決断するように、悩んで決断した結果ならその意思を尊重・サポートするよ。というと思います。
ただ、私とは意見が合わず不快に思う方もいらっしゃると思うので、そういう方はこれらの関連記事は読まずに流していただければと思います。
出生前診断とは?
日本だと本人が希望しない限り出生前診断を受けることはないと思います。そして受ける方でも高齢出産等でよっぽど心配な方でなければ3万円程度でできるクアトロ検査を行う方が多いと思います。でもアメリカは、日本なら20万円ほどする新生出生前診断(NIPT)が妊婦健診に組み込まれていることが多いです。
- 共通点・・共に採血検査で胎児に影響がないこと
- 相違点・・クアトロ検査なら障害の有無が確率(例:1/300)で表示され、NIPTなら障害の有無が陽性/陰性の2択で表示されるところに違いがあります。
一見、クアトロの方が正確に思えますが、もし障害の確率が1/300だとしたら・・あなたはどうしますか?次の検査に進むでしょうか?
NIPTだと陰性的中率(陰性の中に陽性が含まれていない確率)が99.99%と言われているので、陰性が出た場合はまずNIPTで検査できる障害を持っている確率はありません。もし陽性が出た場合は、そもそも確定検査(絨毛or羊水検査)の費用が含まれていることもあり、ほとんどの方が次の検査に進むと思います。
と言うのも、陽性が出てしまうと偽陽性(陰性なのに陽性が出てしまう確率)である確率は、年齢と障害の種類によって自動的に決まってしまいます。
例えば30代前半の21トリソミーなら80%の確率で陽性が確定です。30代前半だとそもそも障害児を産む確率が1%未満と言われる中、80%の確率と言われるといかにその確率が高いかがわかります。
そのくらいインパクトが強い結果だと思います。
私は、1人目の時(20代)にクアトロ検査を受けていたので、今回もそれ位受けておこうかなーNIPT受けれるんだー位にしか思っていませんでした。むしろ年齢も若かったので検査結果の心配よりも、こんな早くに性別が知れるなんて!楽しみ♡とさえ思っていました。
ところが・・・結果は陽性。。。
先生からそう告げられた時は号泣でした。そして、パニックになりすぎて夫君にその旨を伝えた時の形相は、後々夫のトラウマとなってしまうほどだったそうです(笑)
ここから、偽陽性であることを願い、散々ネットを検索しまくりました。
胎児スクリーニングの時は何も言われなかったし、NT(首の下のむくみ)も全然厚くないし、偽陽性に違いないと言い聞かせながら・・